お客さんから、たくさんの教科書(復刻版)の寄付がありました。
資料として活用させていただきます。有難うございました。
少しずつスキャンしながら掲載しますのでお待ち下さい

教育基本法が改悪されると、
こういう教科書になります
初等科修身
1 み国のはじめ
3 日本のこども
世界に、國はたくさんあります。神様の御(おん)ちすぢをおうけになった天皇陛下が、お治めになり、かぎりなく栄えて行く國は、日本のほかにはありません。いま日本は、遠い昔、神様が國をおはじめになった時の大きなみ心にしたがって、世界の人々を正しくみちびこうとしてゐます。

 私たちのおとうさん、にいさん、をぢさんなどが、みんな勇ましくたたかってゐられます。戦場に出ない人も、みんな力をあわせ、心を一つにして、國をまもらなければならない時です。

私たちは、神様の、み教えにしたがって、世界の人々がしあわせになるように、しなければなりません。

日本の子どもの大事なつとめは、一生懸命にべんきゃう(勉強)をすることです。勉強は、ただ、ものごとを覚えるだけではありません。

 心を正しくし、美しくし、よく考へ、よく工夫し、からだを強くきたへることが、みんなべんきゃうです。

 私たちは、日本のようにすぐれた国に生まれたことをよくわきまへて、心をりっぱにみがかなければなりません。さうして、からだを丈夫にし、強いたくましい日本国民になって、お国のために働くことがたいせつです。
16 日の丸の旗
 日の丸の旗は、いつ見ても、本当にりっぱな旗です。
祝祭日に、朝早く起きて、日の丸の旗を立てると、私どもは「この旗を立てることのできる国民だ。」 「私たちは、しあわせな日本の子どもだ」とつくつ゜く感じます。

 日本人のゐるところには、かならず日の丸の旗があります。どんな遠いところに行ってゐる日本人でも、日の丸の旗をだいじにして持ってゐます。さうして、日本の國のおめでたい日や、記念の日には、日の丸の旗を立てて、心からおいわひをいたします。

 敵軍を追ひはらって、せんりゃう(占領)したところに、まっ先に高く立てるのは、やはり日の丸の旗です。兵士たちは、この旗の下に集まって、聾をかぎりに、「ばんざい」をさけびます。

 日の丸の旗は、日本人のたましひ(魂)と、はなれることのできない旗です。

これが、安倍首相の言う
「美しい国・日本」の「よい子ども」です

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