日  誌
辺野古 阻止行動カンパ
カンパ報告の頁へ 
 上記、カンパはすでに「命を守る会」に手渡し致しました。
今後、順次、カンパをいただいた団体名、また個人についてはイニシャルで報告していこうと思っています。
ありがとうございました。m(__)m

辺野古と共に!国会前座り込み
 国会座り込みの様子を毎日更新!!
プロテスト
バンド
 
ヨッシー&ジュゴンの家
スケジュール
2006年3月H
3月Gへ 3月Iへ


3月23日(木)
寄付の椅子に座ってポーズを決める 昼食はイワシ煮、昆布ニシン、鰊煮、納豆
パイタン くつろぐお客さん 「街」日誌を読む海老原さん
古我知さん 夕食は… チキンのオーブン焼き
カブのミルクスープ ベーコン・シメジ・三里塚のホウレン草のパスタ、三里塚の人参炒め他
22日の国会前、座り込み
3月24日(金)
ピョンテク日誌
2006年3月23日

のどかな春の日に〜?
種を蒔きます!!

朝早くから村の年寄りたちがトラクターを走らせて田に行った。
普通、苗床に種もみを植えて、4月頃に芽が出た苗床を取り外して田に植え替るのだが、今日は種を直接田に撤く直播き作業をするという。

年寄りたちと一緒に、田で種もみと肥料袋をせっせと移し、トラクターの後ろに下げた直播き箱に注ぎ入れた。

ところどころシャベルで土も均してやり、トラクターが入って行けない隅は、直接手で種を撤いた。


▲すくすく育つように肥料もいっぱいあげて


▲直播機に種籾も入れて、


▲地面の中で呼吸をしながら種を目覚めさせる肥料


▲肥料もいちいち手で触ってやり..


▲土の中に種まくトラクター出発〜!!


▲田の隅はいちいち手で種籾を撒いた。


▲今日撒く種籾と肥料袋を積むトラックと自転車が
田のあぜ道におとなしく立っている。


▲冬の終わりに風を受け育った青々としたニンニクの芽の後ろに見える
門には"立春大吉"、"今年も農業するぞ"という文句が貼ってある。


▲家の前の畑から取ってきたネギをきれいにしているお母さん



3月22日(水)
3月22日(水)8時30分 杉並区役所前に集まってください!

 3月22日(水)は今年度最後の教育委員会が開催されます。
不正を重ねて「つくる会」教科書を採択した教育委員会に抗議と申し入れを行いましょう。
そして教育委員会を傍聴しましょう!
 3月22日(水) 8時30分 区役所前(中杉通り側)集合・抗議と申し入れ
           10時から教育委員会傍聴

杉並「親の会」
杉並区役所前で親の会の方たちが
アピール開始
採択撤回を!!
ビラを配ります 新城区議
今日は申し入れを行います
教育委員会に申し入れ
納富教育長最後の教育委員会が始まります。
今日の「街」
21日の夕食は「希須林」で中華。チャージャオロースー定食。レバにら野菜。チャーハン・ミニラーメンの定食
今日の昼食は皿ウドン

← エッちゃん登場

クラシックなアイロンの寄付 →
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夕食は古我知さん差入れの名護そば
で沖縄風焼きそば

鮭・ホウレン草のグラタン

コロッケ

昌代さん差入れの鰊煮
政府、微修正を検討/普天間移設沿岸案 沖縄タイムス 2006年3月22日(水) 夕刊 1・7面
海寄り50メートル移動/名護市案は拒否
 在日米軍再編協議で日米が合意した米軍普天間飛行場の名護市キャンプ・シュワブ沿岸部への移設案について、政府は二十二日までに、滑走路の位置を海寄りに五十メートルずらし、向きも変える微修正案の検討に入った。沿岸案の骨格を変えず、固定翼機が上空を通過する滑走路南西側の十戸(直下二戸、周辺八戸)を飛行ルートから外す案で、騒音や危険性が軽減されるとして地元に理解を求める考えだ。これを受け、小泉純一郎首相は二十一日、額賀福志郎防衛庁長官と首相公邸で会談し、実行可能な案であることを条件に微修正を認める方針を確認した。首相と閣僚が沿岸案の微修正を認めたのは初めて。

 額賀長官は一方で、名護市議会で提示された協議可能な範囲を示した案について、同市の島袋吉和市長に「政府として認められない」と拒否していたことを明らかにした。

 微修正案は、滑走路が住宅に近いことを懸念する名護市の意向を踏まえ、海寄りに五十メートル移動。固定翼機が住宅十戸の真上を飛ばないよう、辺野古浅瀬に突き出る滑走路の向きを逆時計回りに変える。

 米軍再編の中間報告に明記された沿岸案の原則に矛盾せず、地元の要望にも配慮するぎりぎりの案として浮上した。

 滑走路北東のカヌチャベイリゾートの真上を通過することになるが、政府関係者は「カヌチャ上空では十分な高度を保つ」としている。

 名護市側は滑走路の位置を最低でも海寄りに四百五十メートル動かすよう求めているとされるが、大幅に移動するとキャンプ・シュワブ沿岸海域に設定されている立ち入り制限水域の範囲に滑走路がかかる部分が狭まることから、「五十メートルが限度」(政府関係者)としている。

 額賀長官は小泉首相との会談後、記者団に「中間報告に示された政府原案(沿岸案)を原則にするが、実現可能であれば一センチも動かさないということではない」と述べ、微修正を容認する考えを明言した。

修正協議は平行線/額賀長官、名護市長
 島袋吉和名護市長は二十一、二十二の両日、額賀福志郎防衛庁長官と、米軍普天間飛行場の名護市キャンプ・シュワブ沿岸部への移設案について、都内で会談した。両者は初日、修正を前提に協議を続け、今週中にも一定の方向付けをするとの認識で一致。だが、修正協議は二日間とも双方がそれぞれの主張を述べただけで、平行線に終わった。

 額賀長官は二十一日の会談で、小泉純一郎首相と面談し日米両政府が合意している「沿岸案」を原則としながらも、実現可能な案ならば微修正に応じることで一致したことを報告。島袋市長は「地元の沿岸案に対する反対表明が伝わったと考えている」と評価。政府との協議に前向きな姿勢を見せた。ただ、額賀長官は具体的な微修正案を示さず名護市議会が提示した「協議可能な範囲」を受け入れられない考えを堅持。島袋市長は沿岸案を拒否して海寄りへの移設を求める従来のスタンスを崩さず、位置をめぐる議論は平行線に終わった。

 島袋市長は二十二日午後、額賀長官との会談後、記者団に「三月いっぱい、精力的に協議していこうとのことだった」と述べ、政府との話し合いを継続する方針を示した。今後の対応については「議会や久辺三区に報告しなければならない」と述べた。
     ◇     ◇     ◇
「地元は譲歩しない」 強行決着に警戒感/反対派はリコールy視野
 「話にならない。地元として譲歩することはない」「基地の固定化、機能強化につながる話し合いのテーブルに乗るべきではない。今後はリコール(解職請求)も視野に入れる」―。額賀福志郎防衛庁長官が米軍普天間飛行場の名護市キャンプ・シュワブ沿岸部への移設をめぐる島袋吉和名護市長との話し合いで、名護市が協議可能とする沖合側の案を拒否。地元では、今月中の米軍再編協議最終報告を目指し、強行決着を図る姿勢が見え隠れする政府への警戒感が広がっている。二十二日も協議が続いている。

 政府が、微修正で対応する姿勢を見せることに対し、民家数戸が飛行ルート直下に入る豊原区の宮城稔区長は「話にならない。地元としては、これ以上譲歩することはない」と明確に拒否。「オスプレイの配備なども当然想定される。一度造ってしまえば騒音問題がどうなるか分からない」と強い不安を訴える。

 固定翼機などの飛行ルートの延長線上にある宜野座村の当真嗣信松田区長も、「微修正では(今は山側にある)飛行ルートがかえって集落に近づくことも考えられる。受け入れられない」と話した。辺野古区の大城康昌区長は「協議によって出てきた案の説明を市から受けた上で検討したい」と協議を見守る考えだ。

 二見以北十区の会の渡具知智佳子共同代表は「どんなに修正されても二見の集落が影響を受ける。二見も地元だ。市長は妥協点を探るのではなく拒否すべきだ」と話す。名護市商工会の荻堂盛秀会長は、「名護市の立場を主張しお互い根気よく話し合いを続けてほしい。歩み寄りが数十メートルなのか数百メートルなのかを注視したい。市長の判断を尊重する」と話した。

 ヘリ基地反対協の安次富浩代表委員は「市長が安易な妥協を図ればリコールも視野に入れる」と反発。「辺野古沖移設は沖縄の基地の固定化、強化につながるもので移設自体、絶対に認められない」と訴えた。

移設問題で共同歩調へ/久志13区
 名護市東海岸の十三区で構成する久志区長会(会長・田畑一茂瀬嵩区長)が二十二日、久志支所で開かれ、米軍普天間飛行場の移設問題の対応について、十三区で共同歩調を取ることを確認した。

 同移設問題で名護市は地元を辺野古、豊原、久志の久辺三区とすることを議会答弁などで重ねて表明。二見以北十区の住民らからは「沿岸案で影響を受けるにもかかわらず地元として扱われないのはおかしい」などの不満が出ていた。

 久志区の島袋庸雄区長は「被害は広範囲に及び三区だけの問題ではない。市から政府との話し合いの説明があれば、十三区で足並みをそろえて対応していきたい」と話した。
政府と市の交渉平行線 辺野古沿岸案 琉球新報(3/22 16:08)

 【東京】在日米軍再編に伴う普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部移設をめぐり、防衛庁の額賀福志郎長官ら幹部と島袋吉和名護市長らは21日夜から22日昼にかけ都内で正式な交渉を始めた。両日とも政府と市の双方はそれぞれの主張を述べ合うにとどまり、話し合いは平行線をたどったが、3月末まで引き続き協議することでは一致した。島袋市長は22日午後、帰任する。政府は現在の沿岸案の利点を説明し、微修正も検討する姿勢を示したものの、滑走路の向き変更などの具体案はまだ提示していない。

 名護市との交渉に先立ち、額賀長官は21日、首相公邸で小泉純一郎首相と面会し、政府案を原則としつつ、微修正も視野に入れて市と交渉する方針を確認した。首相が微修正を容認yしたのは初めて。首相は今後の地元との交渉を額賀氏に一任した。
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 3月中の再編の最終報告取りまとめに向け、普天間移設問題は大詰めの段階を迎えた。政府は米側との協議と並行して地元との交渉を進め、今週中に決着を図る考えだが、市側は微修正も容認しない構えで、交渉は決裂の可能性もはらんでいる。
 首相と額賀長官は
(1)政府案を原則とする
(2)1センチたりとも譲らないという姿勢ではない
(3)しかし実現可能な案にする
―との3条件で名護市と交渉することを確認した。

(3)は代替施設の建設作業がキャンプ・シュワブの制限水域内に収まることを意味しており、
(2)の「譲歩」は滑走路の向き変更や数十メートル以内の位置変更などの「微修正」を指す。数百メートルの移動を必要とする名護市の「許容範囲」との隔たりは大きい。

 額賀氏は21日、島袋市長と18、19の両日にも面会したことを明らかにした。この面会で、額賀氏は名護市の許容範囲について「実行可能と思えない。ノーだ」と既に拒否の方針を伝えている。

 防衛庁との交渉に先立ち、島袋市長は21日、小池百合子沖縄担当相と面会、北部病院産婦人科の4月再開をあらためて要請した。小池氏は「今、調整している」と述べた。

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すごい反響!動労千葉の闘いに。動労千葉援する会ニュース3月号完成
支援する会ニュース、安全闘争、スト特集を組みあました。
今回の動労千葉の闘いに対して、多数の共感の声が寄せられています。スト期間
中、組合や、y支援する会に激励の電話がひっきりなしに来ました。迷惑だと言う
声も多少ありましたが、そのほとんどが、なぜストをやっているのか説明すると
「頑張ってください」「私は賃上げのみのストかとおもって抗議の電話したが、
話を聞いて納得した。動労千葉のホームページに、もっと安全を強調したらいい
。
なぜストか、その理由をすぐわかるようにしてほしい。」との意見もあり、HP
も直ちに変えました。そしたら多くの激励のメールが来ました。昨年の闘いの3
倍以上の反響です。
 支援する会ニュースで、その共感の声の一部を紹介します。ぜひ読んでくださ
い。
支援する会 連絡板 HP
http://www.geyocities.jp/dorosien28/index.html
 動労千葉を支援する会
住所: 千葉市中央区要町2−8 DC会館
電話: 043(202)7820
Eメイル: http://jp.f25.mail.yahoo.co.jp/ym/Compose?To=dc-info@deluxe.ocn.ne.jp&YY=39225&order=down&sort=date&pos=0
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法大29人逮捕事件に抗議
転載歓迎ヽ(´▽`)/
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●経過説明と呼びかけ

 私達はインターネット上のブログやWeb、掲示板などを運営し、あるいはその固定読者として偶然に知り合った個人です。そして同時に、去る3月14日に法政大学で発生した学生たちへの大弾圧事件に対し、それyぞれの立場や考えから、大きな憂慮を抱く者でもあります。私達はネットを介して連絡をとりあい、今回の事態に自分達も何かできないかをメールなどで話し合いました。その中で私達は、国が警察力を使って、自分に反対する思想を取り締まることはもちろん問題であるが、今回の事件では、法政大学当局が、この公安警察の動きに積極的に協力し、計画的に学生を逮捕させていることへの強い危機感と怒りを共有するにいたりました。

 そこで私達は、自分達の考えを、法政大学への抗議・要請文としてネット上で公開し、さらに多くの賛同者を募った上で、今回の弾圧の現場責任者である、学生部長、安藤祐希氏に送ろうということになりました。もちろん私達は、弾圧された学生達のとった行動や、とりわけその運動の先頭に立っていた一部の学生の所属団体(=中核派)に対しては、様々な評価や考え方を持っており、一様ではありませんし、それはここを読んで下さっている皆さんもそうだと思います。

 しかしながら、ここ数年の公安警察の増長、思想や表現行為そのものを取り締まり、逮捕する、「政治警察」化の従来を倍する一層露骨な進行、そしてそれへの「良識の府」たる大学の屈服、これらに歯止めをかけ、思想・信条・表現・言論の自由を防衛していく必要性において、私達は完全に一致しました。そしてその一点をもって、お互いの考えの違いを乗り越え、以下のような抗議・要請文をまとめるにいたったのです。

 私達の行動は、小石にも満たない小さな砂粒かもしれません。しかし今は「できないこと」を数え上げるのではなく、各人が一つでも「できること」を積み上げていくことが大切だと思います。すべてをできる人はいません。しかし誰でも何かができます。どうか私達の自由と未来を守るために、ネットの片隅でおこったこの小さなムーブメントに、あなたの声を束ねてくださるよう、心からあなたに要請します。

●TAKE ACTION!
※以下の抗議・要請文をご一読いただき、もし、納得していただけるようでしたら、「呼びかけ人」に名前をつらねてください。それが無理な場合でも、「賛同」の意思を表明してください。
※第一次集約は3月26日とし、皆様方のコメントと共に、私達の声を安東学生部長に届ける予定です。ご協力をお願いします。

●抗議・要請の本文

法政大学学生部部長 安東祐希 殿

前略。去る3月14日、貴職らが管理する法政大学市ヶy谷キャンパスにおいて、警視庁公安部の刑事ら200人が大学構内に大挙して突入し、キャンパス内にいた29名の学生を逮捕して連れ去るという事件が発生しました。私達はこの事件の報に接し、大変なショックを受けた者です。

 また、報道によれば、この事件の原因は、貴職が立て看板設置やビラ撒きなどの学生の表現活動に関して、今後は貴職が許可を与えた者にしか認めない、さらに自分達の許可を得ない表現活動をした学生からは報復的に金銭を徴収するいう、到底信じがたい内容の通告を行ったことであると言います。

 しかも貴職は、かかる重大な内容の通告を、当事者である学生達と何らの話し合いも交渉もなく、文字通り一方的に「通告」していたこと、そして逮捕された学生達は貴職の通告に対する反対の意思を表明していたyにすぎなかったということを知り、私達は二重のショックを受けています。

 さらに極めつけは、貴職は警察の学内立ち入りに抗議するどころか、むしろ貴職らが積極的に警察を引き入れて自分達に反対する学生を政治的に逮捕させたという事実であり、これに関してはもはやショックを通り越して激しい憤りと絶望を同時に感ぜざるを得ません。

 よって私達一同は、貴職に怒りをもって強く抗議し、同時に逮捕された学生とその家族に対し、貴職が誠意をもって謝罪と釈明を行うよう求めるものです。

 まず第一に、逮捕の状況を報道したニュース映像ではy、大学の周囲をデモして戻ってきた学生に対し、大学職員が唐突に言いがかりを付けはじめ、それを合図にして大量の私服刑事が殺到して学生達に襲いかかっています。ところがデモの先頭には誘導と交通整理のための制服警官がいるのです。貴職もご存知のように、公道をデモする場合には各都道府県の公安委員会に対して事前に申請して許可を取る必用があり、そ
の際にデモの出発地点と解散地点、デモコースを届け出ます。つまり学生たちは事前に届けてある解散地点である法大キャンパスに入っただけであり、何らの違法行為を行っていません。

 貴職らは、デモ隊に支援の他大学生が含まれていたことをさかんに宣伝しておられますが、たとえば通常の音楽サークルや、文芸サークルなどでも、他大学との交流は日常茶飯事のことであり、ごく普通に行われています。また、各種のイベントや発表会、学生主催の講演会でも、他大学や一般市民に広く呼びかけ、開放されているほうが、むしろ普通なのではないでしょうか。そして学生同士のこのような交流は、開かれた大学という観点からも、規制されるどころか、むしろ奨励されるくらいだと思います。ましてそれが一般法規に照らしてさえも合法的な活動である限りは、より自由が保障されるべき大学内においては当然に認められるべきものです。たとえそれが貴職の価値観に照らして、「目障りで邪魔」なものであったとしてもです。

 およそ「キャンパス内で他大学生と一緒に行動していた」から、法政に学籍のあるものまで含めて全員を110番して逮捕させるなど社会通念に照らしても滅茶苦茶な行為であり、もはや法政でまっとうなサークル活動など成り立ちません。小学生ではないのです。貴職はy学生に「先生の許可なく他校の生徒と交流してはいけません」とでも言うつもりなのですか。

 第二に、貴職らは当初、事件当日の14日に学生らの立て看板の撤去・破壊を通告していましたが、学生らの反対運動を受けて、いったん延期すると発表しておられます。当日も逮捕直前まで、何らの作業も行っておられませんでした。ところが貴職らは学生らがデモから帰ってきたところを見計い、学生達から見えるよう、これみよがしに撤去作業の一部を開始しています。これに学生らが抗議のシュプレヒコールをあげたところで警察を学内に引き入れて逮捕させています。これで一体全体何の「業務」が妨害されたというのでしょうか。学生らはごく普通に抗議行動をしていただけです。

 貴職らは学生が14日当日になって業務妨害を行ったがために、その場で警察の導入を決定したかのごとき宣伝を行っておられますが、むしろこの事実経過を見れば、その宣伝は貴職らが自己を正当化するためのデマ宣伝にすぎず、事実は貴職と公安警察が事前に周到で綿密な打ち合わせをおこない、その計画に従った「連係プレー」で学生達を罠にはめたと見るほうが、よほど自然で合理的な解釈ではないでしょうか。

 そもそも貴職らの言う「業務妨害」は、まるで飲食店やコンビニなどの営利企業において、客がクレームをつけて騒いでいたかのような言い草だと思います。あえてこういうたとえをするのであれば、学生らの行動は、会社の労務政策に抗議した組合員のストのようなものだと思います。そしてそれはピケなども含め、正当な活動であることは言うまでもありません。だいたい、貴職yの頭の中では、大学は金儲けのための「営利企業」で学生は「客」なんでしょうか。確かに営利企業であれば、サービス内容は店舗側で決めることであり、嫌なら店に来なければいいという側面はあります。そしていったん入学して逃げられなくなった「客」の言うことなど、もう聞く耳を持たないということですか。ただお前らは、こちらの決めたサービス内容に従って、金さえ払っていればいい、話し合いなど拒否するし、ましてやそれで大学の方針が変わることなどありえないということでしょうか。

 第三に、貴職の行為は、憲法に明記された「学問の自由」と「大学の自治」を自ら放棄し、泥足で踏みにじるものです。貴職も重々認識しておられるとおり、我が憲法は戦前に国家権力がたびたび大学の自由な研究活動や学説の発表などに介入し、滝川事件などの弾圧を引き起こした反省に鑑み、これらの自由を保障しているのです。
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 これにより、国家権力、とりわけても警察官は、大学側の許可、要請がない限りにおいては、大学内に一歩も立ち入ることができなくなりました。学内における学生とのトラブルに際しても、いきなり警察が介入することは許されず、まず、大学側と学生の双方の自治の元で、自律的に解決することが保障されているのです。これは先人達の多くの血であがなわれた貴重な自由の一つであることは言うを待ちません。そしてその自由の恩恵は、それが反射的なものかどうかは別にしても、すべての学生の表現活動にも保障されるべきものだと考えます。そもそもこのような自由の気風なくして何が「学問の府」と言えるでしょう。

 しかるに貴職が個人的に決定する「許可」がなければ表現活動を許さない、さらには貴職に許可・登録された正規の学生団体を設立しなければ、立て看板はおろか、ビラすらまくことを許さないなどという驚くべき規制は、たとえば特定の政治的意見を持つ任意の学生が、自分の政治的な意見を規制なく自由に表明するのを取り締まることを目的にしているとしか思えません。しかしこのような自由は、たとえたった一人の学生にさえ保障されているはずです。しかも違反すればビラやポスターまで押収した上に金銭まで徴収するとは、まさしく「自由は法政の門の前で立ち止まる」としか言いようがありません。かかる規制のもとで、いったい学生達に「学問」の何を教えようというのでしょうか。

 確かに70年代において大学紛争が頻発した時には、多くの大学は機動隊を学内に入れて学生を逮捕させています。が、その時でさえ、ほとんどの大学では、学生達との数度の団体交渉(大衆団交)を経た末のことです。日大のように、政府が介入して破棄させるまでは、いったん学生の要求に大学側が応じて「妥結」寸前までいった例さえあります。しかるに貴職らの行為は、具体的な被害が何もないにもかかわらず、学内の些細な「業務の邪魔」になるからと、110番一本でほとんど何も考えずにこの重大な決定を行い、あまつさえ合法的な反対行動に対し、公安警察と通じて、これを卑劣な罠で陥れて逮捕させるなど、機動隊を学内に入れた当時の大学側の判断と比較してみてさえも、貴職の安直さと異常さは極端に際立っていると言わざるを得ません。
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 第四に、これは「違法行為の取り締まり」ではなく、明確な政治弾圧です。私達はこの弾圧が、この間起こっている立川テント村ビラ撒き弾圧・東京都議選における共産党員が政治論議していたところを建造物侵入で逮捕した事件・同じく共産党員が休日に赤旗を配布しているところを公務員による政治活動として逮捕した弾圧等と同じく、思想的に「左」な者だけを選別的に取り締まる、言論・表現・思想・良心の自由に対する不当な弾圧であると考えます。「学問と良識の府」である大y学の管理・運営を委託された貴職らは、こういう動きには明示の意思をもって反対し、これに抗して学内における自由を守り抜く神聖な責務があると考えます。

 そもそも警察が単なる学生の合法的な学内運動に、これだけ大掛かりな弾圧をおこなった理由は明らかです。それはデモの学生の中に中核派の活動家が含まれていたからであり、とりわけ中核派全学連の織田委員長がいたからです。警察にとって、逮捕の理由などどうでもよく、ただ中核派に打撃を与えたいがために、立て看板の許可制に反対していたにすぎない多くの一般学生もろとも全員を無差別に逮捕したのです。
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そこには中核派が近年、弾圧の口実となるような違法行為を行わず、合法的な政治活動に転じることで支持を広げつつあることへの焦燥感があったと思われます。

 誤解されたくないのは、もとより私達の中核派に対する態度や考えは様々であり、過去から現在にいたる中核派の行動や主張に対しては、それを支持できる部分があると考える者もいれば、逆にむしろ批判的なy意見を持つ者も多いのです。貴職らが逮捕された学生の言論・表現の自由を抑圧したのが許されないように、中核派が自分と意見の違う一般の人々の人権を脅かすことも当然に許されないのはもちろんです。私達の中でもそう考える者は、今後とも中核派を批判すべきは厳しく批判をしていきたいと考えています。

 しかしにもかかわらず、私達は意見の相違を乗り越え、全員が一致して、貴職や公安警察による、今回の弾圧に抗議します。もし、中核派のメンバーが違法行為をy行ったと言うのであれば、当該メンバーを通常の刑事犯として普通に取り締まればよいはずです。それが第三者から見てどれほど批判に値するものであろうとも、思想・信条や表現活動を理由に逮捕されるようなことがあっては絶対になりません。しかるに警察は逮捕に際して、学生側の弁護士が逮捕の理由を問うたことに答え「罪状などなんでもいい、とにかく逮捕だ!」と叫んでいます。これはもうほとんど「中核罪」であり、中核派を支持する「思想」を逮捕したに等しいものです。そしてそのためには、中核派でも何でもない一般学生であろうとも、よしんばその学生の将来や家族にどんな打撃を与えようとも、かまわずに巻き添えにしています。そしてこういう非道な弾圧に、貴職が決定的に加担したという罪を自覚してほしいと思います。

 最後に、以上をもって、私達は、警視庁公安部は不当に逮捕した学生達をただちに釈放すべきだと考えます。そして貴職に対し、以下の事項を要求するものです。

<要求>y
1y:告発を取り下げ、学生達の釈放のために、全力をつくして下さい。

2:公安警察との事前の周到な打ち合わせの上、その指示に従って110番を行い学生を逮捕させた責任者を明確にして下さい。y

3:上記の事実関係を内部調査の上、逮捕された学生とその家族に真摯な謝罪を行い、学内での名誉回復措置を緊急にとってください。

4:大学としての自らの存在を否定するような、学生の自由な表現活動への規制・抑圧の通告を取り下げて下さい。

以上

法政大学に抗議する有志一同(← クリックするとホームページに行きます)

●呼びかけ人(3月20日現在)

呼びかけ人代表:
 アッテンボロー(元中核派 郵便局員 全逓労働者 ブログ「アッテンボロー」)

呼びかけ人:
 草加耕助(元戦旗・共産同活動家  飲食店店長 ブログ「旗旗」)
 労働者L(ブログ「労働者Lの言いたい放題!」)

賛同人:
 護憲的コケシ君(福島県いわき市出身 ブログ「あるいわき人の叫び」)
 A.伊助(団体職員)
 主義者Y(ブログ「つぶやき手帳」)
 OKB(京大吉田寮OB、元ブント)
 風無(団体職員 元戦旗・共産同活動家)
 K.S(労働者 元中核派)
 ゼイリブ(元ブント活動家) 
 あおざかな(ブログ「あおざかなの買物日記」)
 戸田ひさよし(門真市議 連帯ユニオン近畿地本委員長)
 KAZU(反戦高協)
 せっちゃん(オカマ)
 にゃにゃにゃにゃにゃ(一匹狼)
 パルチノフ(個人サークル「革命的オタク主義者同盟」)
 kamakazu(会社員)
 怪星人カピア(オタク労働者)
 ば〜ばら(anarcho grrrl punk network)
 トチロー(元法大ノンポリ WEB「医療過誤裁判からの報告」)
 協賛しゅみ゛者(元首都圏私大ノンセクト・民間労組産別役員)
 M.Y(著述業、反原発運動)
 ★(元法大「学術」派の字)
 とんとんまくーと(共産趣味者)
 タッパ(24歳 大阪市 バーテンダー)
 とほほ(WEB: とほほのとほほ空間)
 まっぺん(四トロ同窓会)
 寺山二郎(法大OB)
 セキヤマ=ソーイチ( エスペランチスト)
 ぴかれすく(フリーター)
 小西誠(米兵・自衛官人権ホットライン事務局長)
 原 啓介(「鹿砦社・松岡裁判を支援する会」事務局長)
 鍋山(元反戦高協〜元インター)
 土岐幸一(会社員 ブログ「どこからどこへ」)

 以下、続々と賛同者メールが入っています。

3月20日(月)
昼食は豚汁・アジの開き 平間さん
古我知さんからビデオラックの寄付 福祉学生のアヤちゃんが来ました
ユッ君の「辺野古アクション」劇場

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